ロレアル、産業排出の炭素ガスを再利用した化粧品容器を開発

粧業日報 2020年11月12日号 1ページ

カンタンに言うと

  • 持続可能なプラスチックの循環型経済の実現を目指す
ロレアル、産業排出の炭素ガスを再利用した化粧品容器を開発
 世界最大の化粧品メーカーである仏・ロレアルグループは、米国ベンチャー企業 LanzaTech(以下、ランザテック社)、フランスの大手エネルギー企業 Total(以下、トタル社)の2社との革新的なパートナーシップにより、産業排出の炭素ガスを回収、再利用した世界初の持続可能なプラスチック容器を開発した。

 この画期的な変換技術は、「産業排出の炭素ガスを回収し、独自の生物学的プロセスを用いてエタノールに変換」(ランザテック社)、「IFP Axensと共同開発した革新的な脱水プロセスにより、エタノールをエチレンに変換してから重合させ、化石燃料と同じ技術的特性を持つポリエチレンを製造」(トタル社)、「このポリエチレンを使用して、従来のポリエチレンと同等の品質と特性をもつ容器を製作」(ロレアル)という3つの工程で構成されている。

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