幹細胞コスメ、OEM・原料会社の取り組みで差別化戦略が加速

週刊粧業 2020年11月9日号 1ページ

幹細胞コスメ、OEM・原料会社の取り組みで差別化戦略が加速
 少子高齢化が進む国内では、エイジングケア市場が活況を呈しており、中でも幹細胞を培養した際に得られる上澄みを使用したヒト由来幹細胞培養液配合化粧品が「次世代型のエイジングケア化粧品」として注目され、市場競争も過熱化している。

 最近では、消費者に誤解を招くような広告・宣伝も目立ってきており、今年6月に日本化粧品工業連合会(以下、粧工連)が「化粧品等の適正広告ガイドライン2020年版」にて、化粧品での「細胞」の表現に関してより厳しくルール化を行った。

 今後は製品の健全性を確保しつつ、さらなる市場成長が期待される。

「由来」「濃度」の競争加熱
「独自性」の明確化も進む

 ヒト由来幹細胞培養液成分を配合した化粧品は、韓国・米国を中心に海外市場が先行している状況だ。

 日本では、2013年にアンチエイジング社が、韓国のバイオマテリアル研究所・CELLINBIO社と業務提携を結び、配合化粧品を発売したのが最初で、その後は韓国や米国などから原料を輸入する形で市場が形成された。

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