メナード化粧品、ときめきを感じる脳の活動領域を確認

粧業日報 2020年12月2日号 5ページ

メナード化粧品、ときめきを感じる脳の活動領域を確認
 日本メナード化粧品は、女性が化粧品に対して「ときめき」を感じた際に生じる特徴的な脳の反応を明らかにした。

 「ときめき」を推測できる技術を開発することで、脳の活動状態から「ときめき」の程度を客観的に評価できるようになったことから、今後は研究成果を活かし、女性をときめかせる商品開発や美容提案に応用していく。



 女性にとって「ときめき」は幸福感をもたらす重要な感情であり、長年にわたり同社では、女性の「ときめき」に関する心理状態や身体的な変化について研究を続けてきた。

 実験では、女性16名を対象に、様々な化粧品の画像を見せ、「どの程度『ときめき』を感じたか」の自己評価値と、脳の活動状態(脳血流量と脳波)との関連性を検証した。

 その結果、「ときめき」を強く感じる画像を見た時では、脳の左前頭前野が活性化していることがわかった。また、「ときめき」を感じると後頭部のα波とβ波の比率が変化し、脳波のα波とβ波の比率(β/α)が高まることがわかった。

 これらの変化を捉えることで、脳の活動状態からその人がどれくらいときめいているか推測することができるという。
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