ネオネクリエーション、新需要の創造へコンセプトを構想

週刊粧業 2021年1月1日号 88ページ

カンタンに言うと

  • コロナ禍で変化する生活に提案
ネオネクリエーション、新需要の創造へコンセプトを構想
 ネオネクリエーションは、コロナ禍による一定のマイナス影響はあったものの、エタノール除菌剤の需要拡大によって影響を最小限に抑えている。竹内昭夫代表取締役に話を伺った。

 ――2020年の振り返りをお願いします。

 竹内 当社としては、インバウンド需要の消滅や緊急事態宣言に伴う店舗休業の影響を受けたものの、除菌剤等の受注増でコロナ禍のマイナス影響を最小限に抑えている。

 新型コロナウイルス感染拡大を受け、当社はすぐに除菌剤の製品処方を開発した。4月末ごろから受注が増加している。

 そのほか、以前より計画していたHPのリニューアルを実施した。新たに動画を作成したほか、スマートフォン対応も意識している。コロナ禍も相俟ってウェブ経由の問い合わせは増加傾向にある。

 ――今後の展望をお聞かせください。

 竹内 当社としては引き続き、新しい香りを提案していく。また、環境配慮も見据えてリフィル付きのネジ式容器の提案にも注力したい。

 さらに、グループのODMイマジネラボからは、猫のヒゲのデザインをあしらった「福猫マスク」を21年2月22日に発売する予定だ。

 回復の見通しが難しい中で、新しい需要を先読みして製品化していかなければいけないと考えている。近年盛り上がりを見せるアウトドア市場は、コロナ禍もその背中押しとなっている。

 忌避剤やUV吸収剤などを配合したフレグランスなど、新しいコンセプトの提案にも可能性があるだろう。

 さらに、これからのビジネスでは「ウェルビーイング」の視点も重要だ。コロナ禍で大きく生活が変化する中、「不安を静める香り」と「想像力を刺激する香り」を提案していきたい。
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