東陽化成、2021年から経営体制を刷新

週刊粧業 2021年1月1日号 87ページ

カンタンに言うと

  • 新たな展望見据え企業変革を実行
東陽化成、2021年から経営体制を刷新
 東陽化成は2021年から経営体制を新たに、アフターコロナの成長戦略を推進していく。坂東義晃代表取締役に話を伺った。

 ――2020年の振り返りをお願いします。

 坂東 通販チャネルを持っていたことで業績を伸ばされたお客さまもあり、当社としてもコロナ禍のダメージをカバーすることができた。

 また、展示会の開催が難しくなる昨今では、HPからのお問い合わせも多い。細かな部分に対応できる営業ツールとして位置づけ、情報拡充に取り組んできたことが奏功している。

 HPに留まらず、20年はオンラインへのスイッチが飛躍的に進んだ1年だった。当社でもお客さまとのやり取りはもちろん、社内でも工場とのやり取りをオンライン化した。

 処方を製造段階へ落とし込む際のハザード等について、実際の映像を通じて打ち合わせすることができている。

 ――21年からは新体制となります。

 坂東 経営陣が変わることで、お客さまには当社の新しい側面が見えてくるだろう。この体制変更が新たな成長戦略の皮切りとなる。

 コロナ禍は厳しい状況だが、その一方で今だからこそできる企業変革にチャレンジできる。新体制でどれだけ伸びしろをつくれるかが重要だ。

 さらに今後、ウィズコロナニーズに対応した製品提案も求められるだろう。21年に予定されている展示会では、マスク生活やおうち時間で生まれる新たな需要をキャッチアップしていく。

 当社が得意とする粉体製造技術を軸としたスキンケアなど、コロナ禍以降でも使っていただける製品を提案していきたい。
ホーム > 化粧品業界人必読!週刊粧業オンライン > 東陽化成、2021年から経営体制を刷新

ライブラリ・無料
ダウンロードコーナー

刊行物紹介

定期購読はこちら
お仕事紹介ナビ

アクセスランキング

  • 日間
  • 週間
  • 月間
PDF版 ダウンロード販売
化粧品マーケティング情報
調査レポート
株式会社矢野経済研究所
pagetop