フォーデイズ、ヒト幹細胞培養液に着目した最新美容液が販売好調

週刊粧業 2021年1月1日号 64ページ

カンタンに言うと

  • コロナ禍の今期上半期も売上を牽引
フォーデイズ、ヒト幹細胞培養液に着目した最新美容液が販売好調
 フォーデイズは、2020年5月18日に発売したヒト幹細胞培養液配合の集中ケア美容液「ムーサ エッセンス ステム」(5mL×4本入)が売上を牽引し、21年3月期の上半期実績は前年同期比を上回る推移となった。

 この好調を受け、「今後も売上の大きな柱になっていくだろう」とする同社は、21年以降も同品の展開に力を入れていく。

 肌本来の力に着目し、3種のヒト幹細胞培養液(ヒト線維芽細胞順化培養液、ヒト脂肪細胞順化培養液エキス、ヒト角化細胞順化培養液)を高配合した。

 さらに、成長因子(グロースファクター)であるFGFとEGFを配合し、角質層に働きかけて保湿機能を高めるほか、核酸成分によって時間が経っても肌のうるおいをキープできる。

 トータルエイジングケアとして、「ムーサ プレミアム ライン」の導入化粧水や美容液との併用も提案している。同社初のヒト幹細胞コスメとして、「現場の反応も良い」(同社)という。

 また、19年9月に発売した美容液「ムーサ LU・セラム my」も発売以降、堅調に推移している。

 この高い商品力と定期購入というビジネスモデルによって、同社はコロナ禍も堅調な業績をキープしている。

 特に情報発信にも注力し、4~6月頃までは毎日、「フォーデイズルーム」というライブ配信を実施。和田佳子代表自らが出演し製品やサービスを紹介したほか、全国のトップリーダーもコロナ禍の取り組みについて情報共有を行った。12月現在も週に1度のペースで継続している。

 さらに、11月10日には毎年恒例の全国大会を開催した。感染拡大防止の観点から開催も危ぶまれていたというが、例年通り幕張メッセでの開催を実現した。会場内の人数は従来の3割程度に抑えたほか、全国3カ所のホテルで同時中継を行った。
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