グラディア、デジタル活用でファンづくりは着々

週刊粧業 2021年1月1日号 62ページ

カンタンに言うと

  • ボタニカルなスキンケアをより身近に
グラディア、デジタル活用でファンづくりは着々
 グラディアは、ボタニカルスキンケアブランド「HANATSUYU(はなつゆ)」(全4品、2100~3300円)の認知向上に向け、美容雑誌を中心とした既存メディアとデジタルメディアの両輪でブランディングを推進する。

 その指標となるブランド公式Instagramはフォロワー数が2900人(20年12月18日現在)を超え、着実にファンが増えてきている。

 松尾圭一社長は、「かつては知名度を上げるためにメディアを利用してきたが、デジタル化が進み、ブランドと消費者の距離感を縮めることに有効活用できるようになっている。発売からまだ2年の若いブランドであるが、消費者との距離を縮める仕組みも徐々に機能しており、2~3年後が楽しみになってきた」との手応えを掴んでいる。

 「HANATSUYU」は、肌の乾燥が気になる20代女性をターゲットに、ボタニカル成分で構成したローション、セラム、ミルク、クリームの4品をラインナップしている。

 ローションとセラムを使用した後、ミルクとクリームをその日の肌状態や好みに合わせて選べる3ステップケアを推奨している。

 シリーズ共通成分として植物由来のセラミド、コラーゲン、プラセンタを配合している。

 松尾社長は、OEMや卸事業者などの協力を得ながら18年12月に「HANATSUYU」を立ち上げた背景に触れながら、こう語った。

 「協力企業からは発売後もサポートをいただいている。特に20年はコロナ禍の状況にあって、ブランドの露出を増やしていく中で助けられた。そうした協力企業の想いも背に、消費者に寄り添えるようなブランドとして、これからも大切に育てていく」
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