カネボウ化粧品、KANEBOブランドにて中核担う象徴商品の育成に注力

週刊粧業 2021年1月1日号 60ページ

カネボウ化粧品、KANEBOブランドにて中核担う象徴商品の育成に注力
 カネボウ化粧品は、ブランドの個性に磨きをかけるため、2020年2月にグローバルプレステージブランド「KANEBO」のリブランディングを実施し、「I HOPE.」をコンセプトに、美ではなく希望を発信するブランドへと生まれ変わった。

 同年10月9日には、スキンケア主力商品(4品目4品種、8000~1万円、写真)を新たに発売し、角層の働きに着目したヴェールオンスキン処方の化粧液「カネボウ オン スキン エッセンス V」(100mL1万円)を筆頭に、KANEBOの象徴商品として育成している。

 角層は、わずか約0.02㎜の薄さの中に、10数層の薄い膜を成している。これにより、外側からの刺激や内側からの水分蒸散を防いでいる。

 同社ではこうした角層の働きに着目し、同様の構造を持つバリアを張ることができれば、本来持っている角層の力をアップできると考え、層構造のヴェールを瞬時に肌の上に形成する「ヴェールオンスキン処方」を開発した。

 これにより、保湿成分が角層内部に浸透し、瞬時に肌をふんわり明るく見せ、うるおいに満ちたやわらかな肌に導く「カネボウ オン スキン エッセンス V」が誕生した。

 プロモーションでは、「カネボウ オン スキン エッセンス」のコピーを「ヒントは、人類。」とし、人類の美しい角層から着想を得た新化粧液であることを、正面から打ち出している。

 「当社の研究開発の歴史的な強みと最新の技術を集結し、人類の進化と角層に着目した『カネボウ オン スキン エッセンス V』は、過去に類を見ない希望をもたらす商品であると確信している。今後もブランドの中核となる商品として、育成に注力していく」(同社)
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