資生堂、女性が輝く先進企業表彰で内閣総理大臣表彰を受賞

粧業日報 2021年1月12日号 4ページ

資生堂、女性が輝く先進企業表彰で内閣総理大臣表彰を受賞
 資生堂は、内閣府による「女性が輝く先進企業表彰」で内閣総理大臣表彰を受賞した。

 同賞は、役員や管理職への女性登用に関する方針や取り組み、実績、それらの情報開示で顕著な功績があった企業を表彰するもので、女性が活躍できる職場環境を整備し、「女性が輝く社会」の実現を目的としている。

 資生堂は、性別を問わず全ての社員が個々の力を発揮できる環境づくりのため、社内外で女性活躍支援やジェンダー平等の取り組みに注力してきた。

 仕事と育児の両立を支援するために1990年初めに育時休業や育児時間制度を導入。現在、国内における育児休業から復職後の定着率はほぼ100%となっている。

 2003年には事業所内保育所を開設し、2017年には事業所内保育所の開園や運営のコンサルティング、事業所内保育所の運営受託等を行う事業「KODOMOLOGY」を設立した。

 また、2017年より女性社員を対象に参加者が自分らしいリーダーシップスタイルやマネジメントスタイルを見つけ、上級管理職、管理職へのモチベーションを高めるための研修「女性リーダー育成塾」を実施している。

 社外活動として、2019年には日本企業の役員に占める女性比率の向上を目指す「30% Club Japan」が発足し、魚谷雅彦社長兼CEOが初代会長に就任するなど、業界の垣根を超えた旗振り役として、日本における女性活躍を推進している。

 現在、国内資生堂グループの女性管理職比率は30%を超え、取締役会の女性比率は46.2%、さらに海外含む資生堂グループの女性管理職比率は50%を越えている。

 喫緊の日本社会の課題の1つである「ジェンダー平等の実現」を目指し、2023年には国内資生堂グループの女性管理職比率を機会均等の象徴である50%に高めていくことを目指している。
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