マンダム 西村元延社長、これまでに構築した企業基盤を基に変革と挑戦に取り組む

週刊粧業 2021年1月1日号 43ページ

マンダム 西村元延社長、これまでに構築した企業基盤を基に変革と挑戦に取り組む
 新型コロナウイルス感染症が社会に多大な影響を与えた2020年、ただでさえ環境変化が激しい時代において、ますます先を見通すことが困難となりました。

 本来であれば2020年4月より第13次中期経営計画(以下、MP₋13)をスタートさせるはずでしたが、このような環境下、スタートを一年遅らせ、本年度はMP₋13への助走期間として「プレMP₋13」と位置付け、来年度に向けて万全を期す年といたしました。

 コロナ禍においては、お客様、お取引先様、従業員の安全を守りながら新しい働き方の推進を行ってまいりました。

 共通グループウェア導入を活かしたリモート中心の働き方を早い段階から取り入れ、在宅勤務も一過性のものではなく、新しい働き方の一つとして期間を設けず継続的に取り入れることといたしました。

 生産性の向上を図りつつ、無機質な働き方になるのではなく、そこにいかに創造性や人財主義、全員参画という当社らしい風土を損なわず、社員の繋がり感を加えることができるかが重要と考えており、“人間系”企業としてマンダムグループらしい豊かなリモートワークスタイルの確立を目指しております。

 生活者に向けては、除菌関連商品の供給不足に対応するため、当社の強みを活かした除菌シート・スプレー・ジェルを緊急発売し、11月には今後のWithコロナを見据え、オープンイノベーション技術である次世代の革新的除菌剤「MA₋T」を活用した「MA₋T Pure」を発売いたしました。

 近年、社会の変化にともない、生活者のライフスタイル、行動、マインドにも変化が生じています。さらに、コロナ禍を経て、このような変化に拍車がかかっていると感じています。

 今後の計画としては、主要ブランドであるギャツビーとビフェスタにおいても、生活者の新しい生活行動や価値観に対応し、大幅な刷新をいたします。

 今年4月からはいよいよMP₋13が始動いたします。VISION2027でのありたい姿である「総合化粧品ではなく唯一無二の強みを持った化粧品会社」を目指して、これまでに構築した企業基盤を基に「変革と挑戦」に取り組んで参ります。

 「健・清・美・楽」を事業領域とする当社は、清潔にする、身だしなみを整える、キレイに装う、という日常の行動を通じて、小さなときめきを感じ、前向きで晴れやかな気持ちになり笑顔が絶えない社会の実現により、よりよい未来を築いていきたいと考えています。
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