ヒノキ新薬 阿部武彦社長、考働する1年に

週刊粧業 2021年1月1日号 41ページ

ヒノキ新薬 阿部武彦社長、考働する1年に
 今年はテレワークを始めとして、物事の多くを直接対面することなく済まそうとしている傾向が強いと感じています。

 コロナ終息後も「人とのつながり」「仕事上での交流」「教育現場での師弟関係」等がそこに流れてしまったらいかがなものでしょうか。

 やはり肉声での笑い顔や怒り顔、叱られ顔などの様々な顔つきや目こそ、人と人との交流の真実、素晴らしさがあるのだと感じています。

 コロナ禍の最大の弊害は、「人と人との触れ合い」が疎かになるどころか薄れ、軽視され、無くなってしまう事だと思います。

 合理性、効率性、安全性を求めるばかりで、人とのご縁を尊重したり、懐かしんだり気遣ったりすることからどんどん遠ざかってしまったら、どれほど味気ない人間社会になってしまうのでしょうか。

 新年のご挨拶もマスクの下で目配せではなく、お互いマスクを外しても1m程間をあけて、丁寧に下を向いてのご挨拶をすればリスクは半減できるでしょう。

 そして己の健康に気を遣い、コロナに罹らぬよう細かい注意を怠ることなく日々過ごしたいと思っております。

 レオナルド・ダ・ヴィンチが考案したヘリコプターの派生である「オスプレイ」や「ドローン」が現代の我々の生活に貢献しているように、84年前に発見された「ヒノキチオール」は、今日のコロナウイルスの抗ウイルス性の可能性を大いに秘めています。

 薬理的発見から開発を果たした自社製品の「ヒノキハイブリッドミスト」を、社内に毎朝散布するといった防除にも努めており、そうした日常の行動の積み重ねこそ、コロナ撃退のための隘路なのではないかと考えています。

 誰かに言われての行動ではなく、1人ひとりが考えて「考働」することが、令和3年に託された国民のすべきことではないでしょうか。

 Go Toキャンペーンだと言って安易に流されることなく、かといって「超」過敏になることもないよう、冷静に行動すべき新年なのではないかと思うのです。
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