サンスターグループ、新しい生活様式の中で荒れがちな手肌の悩みに対応した手肌用洗浄乳液を開発

週刊粧業 2021年1月1日号 32ページ

サンスターグループ、新しい生活様式の中で荒れがちな手肌の悩みに対応した手肌用洗浄乳液を開発
 サンスターグループ(以下、サンスター)は、清潔で快適な住まいの生活環境を維持する「Pure₋ism(ピュアイムズ)」の姉妹ブランドとして、24時間365日、身のまわりの衛生習慣をサポートする新シリーズ「Pure₋ria(ピュアリア)」を開発した。

 2020年10月30日に、サンスターで初めての手肌用洗浄乳液として、70vol%のエタノール配合で、手肌を清潔にしながらしっかり保湿する乳液「ピュアリア うるおいin 手肌すっきり洗浄乳液」(240mL1280円、50 mL580円)を発売した。

 「大規模な販促を行っていないにもかかわらず、Eコマースではオーガニック検索での販売が高いことから、お客様の関心の高さがうかがえ、まずまずの初速」(菊池敦氏)で推移しているという。ピュアリアの開発経緯や商品特長、今後の展望について、菊池氏に話を伺った。

 ――まずは、ピュアリアシリーズの開発経緯についてお聞かせください。

 菊池 コロナ禍において、3密の回避やソーシャルディスタンスを取るなど新しい生活様式が定着化するとともに、手指消毒剤の市場は拡大傾向にあった。

 実際に富士経済が発表した調査レポートによれば、2019年に40億円だった手指消毒剤の市場規模が、2020年に前年比7.5倍の300億円になる見通しとなっている。

 当社ではそうした状況下において、日々外出を余儀なくされる人々に何かしらの役に立ちたいという思いが、ピュアリアを開発する原動力となった。

 そして、社内リソースを検討した中で、消費者が求める高濃度に配合したエタノールとスキンケア技術をブレンドした手肌用スキンケアを展開するに至った。

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