セブン&アイHD、グループ基本戦略を横串にDX推進で着実な成長を

週刊粧業 2021年1月1日号 12ページ

セブン&アイHD、グループ基本戦略を横串にDX推進で着実な成長を
 セブン&アイ・ホールディングス(井阪隆一社長)は国内外のコンビニエンスストア事業の成長拡大、首都圏食品戦略の推進、GMSおよび百貨店の構造改革をグループの基本戦略に掲げる。

 これらを横串に刺し着実な成長を遂げるため、デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する。20年4月にグループIT戦略推進本部をグループDX戦略本部に改組し、デジタル化の方向を鮮明にした。

 安全・安心のセキュリティの基盤を構築したうえで、CRMやラストワンマイルのひとつのネットコンビニの拡大などにつなげる。

 グループDX戦略本部は高度IT人材を育成しながら、グループ全体の基盤を構築すると同時に、事業会社の情報システムの部署と連携し、各社の特性に合わせたデジタル化を推進する。

 イトーヨーカ堂は食品の一部で、AIを活用した発注システムを導入している。在庫の適正化による欠品防止をねらったもので、売れ筋の在庫のボリュームが拡大したことを確認している。

 またグループのECサイト、オムニ7でIDを一元化しているが、現状では購買データの共有には至っていない。

 今後、購買履歴や顧客のライフステージに合わせた商品やイベント情報の発信でセブン―イレブン、イトーヨーカ堂、そごう・西武などグループ間の送客を視野に入れている。

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