通販総研 船生千紗子氏、実践型の支援により現場社員の成長をサポート

週刊粧業 2021年2月8日号 16ページ

通販総研 船生千紗子氏、実践型の支援により現場社員の成長をサポート
 船生千紗子氏は、健康食品・化粧品・産直品の通販支援コンサルティングを行う「通販総研」で化粧品専門コンサルタントを務めている。

 通販に特化した広告代理店を経て、同社へ入社し、現在は化粧品通販新規参入支援や化粧品通販企業向けの「新規顧客獲得」「リピート顧客育成」による売上アップ支援を行っている。

 船生氏は、多くの事例をもとにした実践型の支援によりクライアントの強みを伸ばし、着実な成長を促すことをモットーとしている。

 事業の成長を目指す上で、社員の成長は非常に重要であることから、同社は、広告やリピート施策など具体的な内容を現場社員に伝え、自ら考える力を持たせるためのサポートに注力している。

 「現場社員との信頼関係を大切にし、実行に移しやすい具体的なアドバイスを行うとともに、現場社員のスキルアップ向上に貢献しており、サポートを通じて広告やDM・同梱物などを自社で制作できるようになるまでスキルアップするケースも多い。代理店や制作会社など外部へ依頼する場合は、修正点を実際に反映するまでに時間がかかり機会損失が発生する可能性があるが、自社で賄うことができれば、短期間で何度もブラッシュアップや広告テストの実施ができるため、売上アップへの成功確率は大きく上がり、経費削減にもつながる」と語る。

 同社は、クライアントのニーズに沿った具体的な提案や売上アップの支援だけでなく、社内体制のあり方、マネジメント、フルフィルメント体制の見直しなど、様々な相談・悩みにきめ細かく対応している。

 「昨年より、地方のお客様とのオンラインでの打ち合わせが増加してきた。今までは出張ベースだったため、支援できる企業数が限られていたが、今後は、オンラインを通じてより多くのお客様へのサポートを行っていきたい。また、通販業界に捉われず、リピート客育成に悩む様々な企業に対する支援を進めていく方針だ」
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