池田物産、ikeda テクニカルセッション2021を開催

粧業日報 2021年3月12日号 4ページ

池田物産、ikeda テクニカルセッション2021を開催
 化粧品・食品原料商社の池田物産は2月25日、パートナー企業の処方開発サポートを目的とするウェビナー「ikeda テクニカルセッション2021」を開催した。

 第1部では「植物性W/O乳化剤とノンシリコーンメイクアップ製品開発」、第2部では「植物由来界面活性剤とオイルインクレンジングリキッド」、第3部では「水添レシチンを用いたラメラエマルション」をテーマに情報発信を行った。

 第1部では、COSMOS登録原料のW/O乳化剤「エマリウム イラストロ」を用いたノンシリコーンメークアップ処方を紹介した。

 天然由来のW/O乳化剤を使用した安定性が良好な処方を作製するのは難易度が高く、エマリウム イラストロも処方の作製において工夫が求められる。

 安定性が良好なメークアップ処方の一例として、化粧下地ではエマリウム イラストロ3%に対し、増粘剤をクオタニウム-90ベントナイト1%、電解質を硫酸マグネシウム1%と塩化ナトリウム1%、油剤を7パターン各14.45%、保湿剤をグリセリン5%配合により、処方の経時安定性を4週間後まで確認した。

 このように処方作製を工夫することで、他の天然由来W/O乳化剤と比べ、カバー力や持続性、使用感などの面でより高いパフォーマンスを発揮するという。

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