富士経済、国内のオーラルケア関連製品市場の調査結果を発表

訪販ジャーナル 2021年4月19日号 6ページ

カンタンに言うと

  • 2020年は0.2%増の4096億円、2023年は4186億円を見込む
富士経済、国内のオーラルケア関連製品市場の調査結果を発表
 富士経済は、新型コロナウイルス感染症の対策やセルフメディケーション意識の高まりから、高機能製品の需要が増加しているオーラルケア関連製品の国内市場を調査した。

 2020年は新型コロナウイルス感染症の感染拡大による外出自粛から、メインチャネルであるドラッグストアへの来店頻度が減少し、滞在時間も短縮され、オーラルケア関連製品の購入機会が減少したことから上期は苦戦を強いられた。

 しかし、下期は店頭でのキャンペーンや消費者のオーラルケアに対する意識の高まりから高機能製品が伸び、市場は前年比0.2%増の4096億円で着地したと予測する。

 今後は、歯周病ケアを訴求するPRや製品がさらに増加することで潜在需要を掘り起こし、市場は拡大するとみられる。

 また、マスク着用の定着などにより口臭ケアが再注目され洗口剤の需要が増加しており、歯磨、歯ブラシ、洗口剤を併合した使用が浸透することで市場の活性化が期待される。これらを踏まえ、2023年は2019年比2.4%増の4186億円を見込む。
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