資生堂、医療従事者を支援するHand in Hand Projectを2カ月延長

粧業日報 2021年5月10日号 6ページ

資生堂、医療従事者を支援するHand in Hand Projectを2カ月延長
 資生堂は、全国の医療従事者に敬意と感謝の意を伝えることを目的とした「資生堂 Hand in Hand Project」の実施を当初の4月30日終了予定から6月30日に延長する。

 今回、新型コロナウイルス感染症に立ち向かっている医療現場の現況を鑑み、魚谷雅彦社長兼CEOの「新型コロナウイルス感染拡大の抑制に関して、当社にできるあらゆる可能性を考え、即実行していきたい」という方針に基づき、プロジェクト期間の延長を決定した。

 プロジェクト期間中、同社が販売するハンドソープ・消毒液・ハンドクリーム(対象商品全22種類)の利益は医療現場のサポートのために寄付する。

 今年2月より開始した同プロジェクトは、1500社を超える賛同企業とともに感染予防に取り組むことで医療従事者の力になることを目指してきた。

 また、「対象商品を購入することで、医療現場を支援したい」というユーザーからの声も多く、感染拡大に収束の兆しも見えないことから、さらなる期間延長を決定した。

 引き続き正しい手指の消毒による感染予防と、手洗いや消毒による手荒れを防ぐハンドケアの「手守り習慣」の啓蒙に努めるとともに、化粧品会社ならではの「手荒れに配慮した処方」の手指消毒用アルコールや毎日の手洗いや消毒で荒れがちな手肌を健やかに保つハンドクリームの拡販にも取り組んでいく。

 なお、対象商品の利益を医療現場へ寄付すること以外にも、4月に「資生堂 ハンドクリーム N」を日本看護協会に3万個寄付している。
ホーム > 化粧品業界人必読!週刊粧業オンライン > 資生堂、医療従事者を支援するHand in Hand Projectを2カ月延長

ライブラリ・無料
ダウンロードコーナー

刊行物紹介

定期購読はこちら
お仕事紹介ナビ

アクセスランキング

  • 日間
  • 週間
  • 月間
PDF版 ダウンロード販売
化粧品マーケティング情報
調査レポート
株式会社矢野経済研究所
pagetop