花王 Primavista、つけ心地の快適さを追求するブランドへ

粧業日報 2021年6月2日号 6ページ

花王 Primavista、つけ心地の快適さを追求するブランドへ
 花王は、ベースメークブランド「プリマヴィスタ」の、「化粧くずれ防止」というこれまでの資産を強化しつつ、「伸びが良く、負担感なくつけられる」という新たな機能を加え、肌への快適さを追求したブランドへと進化させる。

 第1弾として、主力アイテム「皮脂くずれ防止 化粧下地」を改良し、皮脂による不快なテカリ・べたつきを抑え、化粧くずれから肌を守り、快適さを感じさせる製品を提案。マスク着用によるメーク悩みのニーズを捉え5月29日には、世界初のトリプル成分アプローチでテカリを抑え、伸びが良く、負担感がない滑らかなつけ心地で、マスク擦れも防ぎ、きれいな仕上がりが続く「スキンプロテクトベース<皮脂くずれ防止>」(25mL・3080円、SPF20・PA++)をドラッグストア、総合スーパー(GMS)、化粧品専門店、一部オンラインショップで発売した。

 また現在「プリマヴィスタ」では、店頭什器の素材について再生プラスチック100%への仕様変更を進め、店頭で販売促進時に使用する定番売場の紙製POPや使用頻度の低いサブアイテムのテスターを廃止するなど、販売活動における環境対策を実施しているが、今回発売するアイテムから、商品の外箱についてもフィルム不使用の紙製素材に順次変更していく。

 容器に関しても一部植物由来原料を使用するなど、素材の変更を積極的に進め、環境に配慮する取り組みをより一層強化していく。

 さらに、今回の発売に合わせて5月25日より、コミュニケーションアプリ「LINE」に公式アカウントを開設した。

 製品のテクスチャー疑似体験やカラー診断を通じ、店頭に行かなくても非接触でアイテムを試せる機会を創出。これらの取り組みを通じて、ブランド未使用者の興味喚起や愛用者のロイヤリティ向上を図る。
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