桃谷順天館 桃谷誠一郎社長に聞く コロナ時代を生き抜く企業めざす

C&T 2021年6月15日号 54ページ

カンタンに言うと

  • 多方面から新たな取り組み推進
  • コロナ禍ニーズで美顔水が伸長、マスクメークに対応した商品も展開
  • 堅調に推移するコスメテックジャパン、バーチャル展示会を開催
  • ハラール認証取得の新シリーズを展開、多くの人が安心して使用できるクリーン設計
  • フローラコントローラISRを配合したコーヒーを発売、口唇裂口蓋裂の子どもに向けた医薬部外品も開発
  • 商品やサービスの提供を通じ、あらゆる面で「美しい人」であるためのサポートを



桃谷順天館 桃谷誠一郎社長に聞く コロナ時代を生き抜く企業めざす
 桃谷順天館グループは、1885年の創業から135年、美と健康を追求しつづけてきた。

 一般品市場向けにセルフ化粧品を販売する明色化粧品、高付加価値な化粧品・医薬部外品のOEMを専門とするコスメテックジャパン、国内のみならずアジアを中心に世界の人々に喜ばれる商品やサービスを提供する上海桃谷順天館化粧品商貿有限公司を中心にグループ経営を行っている。

 桃谷誠一郎社長に、コロナ禍の取り組みやアフターコロナの展望について話を伺った。



コロナ禍ニーズで美顔水が伸長
マスクメークに対応した商品も展開

 ――2020年は、コロナ禍が化粧品業界に大きな影響を与えましたが、振り返るといかがでしょうか。注力したお取り組みについてもお聞かせください。

 桃谷 突然起こった新型コロナの感染拡大から1年半が経つが、同じコロナ禍であっても、昨年の今頃と現在では少しずつ状況が変化しつつあり、対応も変わってきたように思う。

 どこにも前例がない事態であり、経験したことのない非連続の毎日だった。まだ収束が見通せない中で、一体何をすべきかということを社員一同で知恵を絞って考え実行している。

 コロナ禍は、化粧品業界に大きな打撃を与えたが、当社の2020年度の実績は、明色化粧品が前年比88%、化粧品OEMのコスメテックジャパンが前年比90%で着地し、影響を最小限に抑えることができたのではないかと感じている。

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