タカラベルモント、理想の理美容師に出会う新サービスを始動

粧業日報 2021年6月21日号 5ページ

タカラベルモント、理想の理美容師に出会う新サービスを始動
 タカラベルモントは6月10日、ヘアサロンの来店前に自分のなりたい髪型や好みをスムーズに伝え、理美容師とのイメージのズレを解消することができる新たなデジタルサービス「palpul(パルプル)」の年内の正式稼働を目指し、サービス内容を紹介するティザーサイトを公開した。

 同サービスは、サロンユーザーの美容意識や興味関心事、なりたい髪型のイメージなど、理美容師に上手に伝えられないことを予め登録し、理美容師に事前にシェアすることで、相互のコミュニケーションのズレを解決することを目的に開発された。



 ユーザーにとっては「思っていたのと違う」というストレス、理美容師にとっては「もっと本音を聞くことで様々なデザイン提案をしたい」という相互の心理的ストレスを解消し、上質なサロン体験を提供していく。

 同社が独自に行った調査(調査対象:20~50代男女n=461、調査期間:2021年3月16~23日)によると「直近1年間にヘアサロンを利用した際、自分が希望したスタイルにならなかった経験がある」と52%が回答。具体的には、「理美容師に言いたいことが言えなかった」「自分がなりたいヘアスタイルの雰囲気を言葉にすることが難しい」「理美容師と認識にズレを感じる」など、ユーザーと理美容師の間で行われるコミュニケーションのズレが要因であることがわかった。

 そこで、今年10月に創業100周年を迎えるにあたり、長年の理美容業界での知見をもとに新サービスをローンチし、ユーザー・理美容師相互のストレスを解消することで、より良い上質なサロン体験の提供を目指していく。
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