ポーラ、ダイバーシティ経営を強化

訪販ジャーナル 2021年6月28日号 5ページ

カンタンに言うと

  • 「男性育休100%宣言」に賛同
ポーラ、ダイバーシティ経営を強化
 ポーラは、ダイバーシティ経営とジェンダー平等を掲げ、これまで性別に捉われない管理職・役員登用等を推進してきたが、今回、その取り組みをさらに強化すべく、ワーク・ライフバランスが推進する「男性育休100%宣言」に賛同した。

 同社では、2020年より、社内の有志メンバーによる「産育休プロジェクト」の推進を行っている。

 同プロジェクトでは、産育休中であっても社員の能力をさらに伸ばしやすい環境をつくり、組織の多様性への理解を深めるために、産休・育休中の悩みや本音、復帰後の家事育児やキャリアなど幅広く、様々な疑問や価値観を共有し合える場を創っている。

 こうした中、育休取得率(2021年5月末時点)は女性が100%であるのに対して、男性が19%にとどまっている。今後は、誰もが自分の可能性を諦めず、主体的な選択をし、自分らしく生きることができる組織を目指す。



 及川美紀社長は、今回の宣言賛同を受けて「100周年を迎える2029年に向けて『私と社会の可能性を信じられるつながりであふれる社会』というビジョンを掲げ、一人ひとりがもっと自分らしく社会とつながり、もっと生きることを楽しみ、豊かに、彩り溢れる瞬間を感じる、そんな未来の実現を目指している。そのためには、社員一人ひとりが、『こうありたい』を想像し、新しい価値を次々と創出する、能力や価値観の多様性が尊重される、その環境づくりが何よりも重要だ。これまで、社員向け、マネジメント層向けのD&I研修、対象者への制度理解促進、相談体制の拡充、評価制度の見直しに取り組んできた。今後も性別に捉われることなく、全ての社員が育児に参画できるよう育児休業の取得を積極的に支援していく」とコメントしている。
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