H&Bにおける消費者の本音【素朴な質問】-2021年アンケート調査

週刊粧業 2021年7月12日号 46ページ

カンタンに言うと

  • 「ライン使い」をしない層が4割、香りや価格をより吟味する傾向に
  • 同一ブランドで揃えるは2割弱全て異なる、数点同一が増加
  • シリーズ使いは「化粧水」が軸、クリームの使用意向やや増加
  • キット付ポーチ使わないが過半、「機能性」や「サイズ感」を重視
  • 電車内メークに厳しい視線、全て許せるは8%と少数派
  • 男性化粧の肯定派が増加、脱毛の支持率が急上昇
  • 高額品使用者の3割は満足も未体験者が過半数にのぼる
  • 7割が効果を求めて使用コロナ禍で値頃感も浮上
H&Bにおける消費者の本音【素朴な質問】-2021年アンケート調査
同一ブランドで揃えるは2割弱
全て異なる、数点同一が増加

 インターネットの普及により社会環境が変化したことで、生活者ニーズが多様化・複雑化し、スキンケア商品をアイテム毎に好みのブランドをミックスして購入・使用する消費スタイルが若い女性を中心に定着している。

 スキンケア商品をシリーズで展開するブランドは、明確な美容コンセプトに加え、ライン使いすることにより期待できる美肌効果を引き上げることで、愛用者を獲得している。しかしながら、3年毎に調査を進めていく中で、「全て」あるいは「数点」を同一シリーズで揃えている層は減少傾向が続いている。

 オールインワンゲルやBB&CCクリームに代表されるような多機能コスメの単品需要が高まる市場環境において、使用するアイテムを同一シリーズで揃えるという選択肢は、受け入れられにくくなっているようだ。

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