資生堂、ミディ世代(40代~50代)へ美容情報を提案

粧業日報 2021年7月16日号 4ページ

資生堂、ミディ世代(40代~50代)へ美容情報を提案
 資生堂は、似合うメークがわからない40代~50代の悩みに応え、ほどよいトレンド感がある大人に似合うメークを、同世代のメークアップアーティストが自身の経験をまじえて提案するWebコンテンツ「esprit du midi(エスプリド-ミディ)」を作成した。

 対象である40代~50代を「ミディ世代」と名付け、ミディ世代に役立つ美容情報を定期的に配信していく。

 同社が40代~50代の女性200名にアンケートを実施したところ、顔や肌に変化があったと感じている人は約94%おり、一番大きな変化を感じたタイミングは35~40歳頃が最も多く、半数を占めている。

 また、年齢を重ねることで45.8%の人が「自分に似合うメークがわからなくなった」というメーク迷子の状態であり、そのうちの73.3%の人は、自分のメークに満足しておらず、特に肌、次いで目もとや眉のメークに悩みを抱えていることがわかった。

 同社では、ミディ世代がメーク迷子になる背景には、肌や顔立ちの変化に、気持ちやテクニックが追いついていないことが原因ではないかと考え、変化の状態を理解しながら、ミディ世代ならではの肌や目もとの悩みに対応し、ほどよくトレンド感も取り入れられる簡単テクニックを紹介する。

 パーツ別で一番悩みが多い「肌」では、年齢を重ねることで増える悩みを全てカバーし過ぎない「引き算メーク」や、くすみや影が気になる目もとに下地を重ねて使うことで自然にトーンアップし、軽やかに仕上げるテクニックを提案する。



 また、まつ毛が華奢になったり目尻が下がることで、印象がぼんやりしがちな「目もと」では、上昇ラインを意識したアイラインによってメリハリをアップすることで、ミディ世代の悩みに対応する。

 今後、ミディ世代に向けた美容情報「esprit du midi(エスプリド-ミディ)」は、資生堂公式オンラインショップ「ワタシプラス」で連載するほか、インスタグラム、資生堂ヘアメイクアップアーティストHPにて発信していく。
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