コーセー、銀座直営店で毎月17日にサステナビリティデーを開催

粧業日報 2021年7月28日号 5ページ

コーセー、銀座直営店で毎月17日にサステナビリティデーを開催
 コーセーは、直営店「Maison KOSÉ銀座」にて、SDGs17の目標にちなみ、毎月17日に「サステナビリティ ビューティ デー」の定期開催を始め、7月17日には、自宅で使わなくなったメークアイテムを活用したメークイベントを実施した。

 来店客へ、環境に配慮したサステナブルなライフスタイルの実践を紹介し、共に考えるビューティイベントを通じて、日々の美容習慣の中でも簡単に実践できる環境配慮への取り組みを社会に広げる機会を提供していく。

 直営店「Maison KOSÉ(銀座・表参道)」では、 顧客接点拡大を目指す一環として、様々なイベントを開催している。サステナビリティに関わるアクションとしては、これまでに「雪肌精」などの使用済みプラスチック容器回収プログラムを実施しているほか、資源循環を考える「KOSÉ Green Bazaar (コーセー グリーン バザール)」を期間限定で展開するなど、顧客と一緒に取り組めるイベントを推進している。

 今後は、開発過程で不要になってしまう化粧品から絵具をつくるモーンガータ社への協力を通じ、その絵具を活用したイベントを予定しているなど、資源を循環させて使う重要性を広く社会に発信していく。

 同社へは日頃より、「使いきれず、自宅に眠っているアイカラーがあるが捨てるのはもったいない」「多色パレットに残ってしまう色があるが、どのように使ったらいいかわからない」といった声が多数寄せられており、手持ちの化粧品を少しでも有効活用し、最後まで使い切ってもらえるよう、色使いやテクニックの工夫などをアドバイスするメーイクイベントを継続開催することを決定した。

 第1回のイベントでは、同社の化粧品に限らず、手持ちのアイテムを持参してもらい、同社所属のメークアップアーティストが顧客のニーズを聞き出しながら、持参アイテムを活用したメークアドバイスをマンツーマンで行った。

 また参加者には、店舗にて実施しているサステナビリティ推進活動を伝えたり、メーク後の時間を活用し、環境について学ぶことができるアクティビティに参加してもらったりすることで、環境課題への理解を促した。

 今後も、顧客との様々な接点を活用し、美容を通じて身近な視点で環境配慮を共に考える機会を設けることで、企業メッセージ「美しい知恵 人へ、地球へ。」を実践していく。
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