BCLカンパニー、クリーンビューティの新スキンケアを発売

粧業日報 2021年8月17日号 5ページ

BCLカンパニー、クリーンビューティの新スキンケアを発売
 スタイリングライフ・ホールディングス BCLカンパニーは8月9日、肌にも自然環境にも負担をかけない原材料を取り入れ、普段のスキンケアから自然環境やSDGsに配慮したエシカルライフのはじめの一歩を踏み出すことを後押しするクリーンビューティの新スキンケアブランド「Taviea(タヴィア)」(全6品、2200~2860円)を、ECサイト(ブランド公式オンラインストア、AMAZON、LOHACO)と全国のバラエティストアで発売した。

 タヴィアは、アラビア語で自然を意味する「tabiea」と、フランス語で生命・生活を意味する「vie」を組み合わせた造語を由来とし、肌悩みに沿った2タイプ(保湿・毛穴引き締め)の展開で、ふきとり化粧水「クリーニングウォーター(ef/of)」(各495mL・2420円)、ミスト化粧水「フレッシュネスミスト(同)」(各200mL・2200円)、クリーム「ピュアハイドレーター(同)」(各150g2860円)をラインナップしている。

 全6品はいずれも、7つのフリー(パラベン・鉱物油・石油系界面活性剤・合成色素・アルコール・鉱物由来成分・シリコン)処方で、溶存酸素量が高くミネラル豊富な「能登海洋深層水」と、紫外線を浴びなくても肌内でのビタミンDの生成を促す「チコリ」の根由来の成分を配合。商品開発時には動物実験を行わず、生分解性のあるクリーンサーキュレート香料を使用し、パッケージに再生紙を用いるなど、環境に配慮したこだわりの商品設計となっている。

 同社では、新ブランドの開発経緯について、「親会社のTBSホールディングスが国連のSDGsへの貢献を掲げ、SDGsキャンペーン(地球を笑顔にするWEEK)の実施など、地球規模の課題解決に向けた様々な取り組みを推進している。当社ではこれを受け、持続可能性が求められる世界に化粧品でどのように取り組んでいくかを考え、昨年から構想を進めてきた。ただし、SDGsについては何から取り組むべきかわからないという人も少なくない。そこで、普段の生活から等身大のまま、できるところから環境配慮を始めるSDGs入門のブランドとして、この商品を使うだけで世の中のためになるというような化粧品づくりを目指した」と説明する。

 先行する他のクリーンビューティブランドとの差別化ポイントについては、「朝のお手入れに着目し、洗顔をふきとり化粧水に置き換えることで、節水と水資源の保全につながる。タヴィアでは使い捨てプラスチックの削減を目指し、大容量サイズで展開しているが、価格帯は2000円台と手頃でリピートしやすい。また、コロナ禍での在宅時間の増加で、日光を浴びる時間が減少していることから、『#日光浴コスメ』『#光合成コスメ』をキーワードに、ビタミンDの産生を促す成分を配合したタヴィアを通じ、自分にも地球にもやさしい新たなクリーンビューティスキンケアを提案していく」と語る。

 販促では、約12万人のフォロワーを持つ同社の公式ツイッターと、約4万3000人のフォロワーを持つ公式インスタグラムなどのSNSを中心に情報発信を行っていくほか、8~10月にかけてSNS広告や交通広告などを積極的に展開していくという。
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