セントラル・コーポレーション、小ロットOEM製造時に半額支援で化粧品への事業転換を推進

週刊粧業 2021年8月23日号 9ページ

セントラル・コーポレーション、小ロットOEM製造時に半額支援で化粧品への事業転換を推進
 セントラル・コーポレーションは在庫バルクの小分けではなく、ゼロからのオリジナルブレンドで「わずか100個から化粧品をつくる」小ロット製造のパイオニアとして、独立を目指す起業家を支援し続けて今年で42年目を迎える。

 コロナ禍で新たに取り組んだことや、コロナ時代の製造業をテーマに、笹山博史社長に話を伺った。

 ――コロナ禍で新たに取り組まれたことについてお聞かせください。

 笹山 新型コロナウイルスは、全世界の感染者数が2億人を突破するなど、大変な事態となっている。

 こうした中で、当社としても化粧品OEMメーカーとして、微力ながら何かできることはないかと考え、新規起業家や、事業転換を考えている方々のために、小ロットでの製造金額の半額を支援する取り組みを新たにスタートした。

 化粧品ビジネスは全体的に売上が減少傾向にあるが、インターネットで上手く販売しているところ、もしくは、ネットワークなど根強い販売網を持っているところは伸びている印象だ。

 また、インターネットであっても仕入れ販売では、結局安売りされるだけなので、完全オリジナルの化粧品の「発売元」になることが、何より重要だ。

 当社では「100個から」でも製造している。「100個から」ならば、成長する化粧品市場にほぼノーリスクで参入することが可能だ。

 「発売元の地位」を得たうえで、成功への力強い一歩を踏み出していただきたい。

 ――「コロナ時代の製造業」について、貴社のお考えをお聞かせください。

 笹山 創業来一貫して、「ペイ・イット・フォワード」の信念に基づき、事業展開を行ってきた。

 「業界の革命児」と呼ばれたこともあるが、一時的な革命では意味がない。

 いつまでもフロンティア(開拓者)の精神を維持し続け、「レジェンド(伝説)」として完成させ、後世に残したいと考えている。

 そのため、コロナ禍においてもこれまで以上に「常に人の為」を貫き、一生涯をかけて、全力を尽くし、皆さんを支援していきたい。
ホーム > 化粧品業界人必読!週刊粧業オンライン > セントラル・コーポレーション、小ロットOEM製造時に半額支援で化粧品への事業転換を推進

ライブラリ・無料
ダウンロードコーナー

刊行物紹介

定期購読はこちら
お仕事紹介ナビ

アクセスランキング

  • 日間
  • 週間
  • 月間
PDF版 ダウンロード販売
化粧品マーケティング情報
調査レポート
株式会社矢野経済研究所
pagetop