ライオン、コロナ禍での園児・小学生のオーラルケア実態を調査

粧業日報 2021年9月3日号 6ページ

カンタンに言うと

  • コロナ禍でも半数の子どもが昼食後の歯みがきを継続
ライオン、コロナ禍での園児・小学生のオーラルケア実態を調査
 ライオンは、3月11~15日にかけて、園児・小学生の子どもがいる母親205名を対象に、子どもたちのコロナ禍における歯みがき実態について調査を行い、コロナ禍においても、約半数の子どもが保育園・幼稚園・小学校内で昼食後の歯みがきをしている実態が明らかになった。

 同社では今回の結果を、歯みがき時の飛沫による感染への不安もある一方で、歯みがきの大切さも重視された結果と認識している。

 感染を予防しながら歯みがきを行うには、飛沫を飛ばさない歯みがき方法を身につけることが重要であることから、日本歯科医師会の「口を閉じて行う歯みがき」動画を紹介するとともに、同社が運営する生活情報メディア「Lidea」でも口を閉じて歯みがきを行う際のコツを紹介している。

 調査に協力した家庭では、約半数(49.8%)の子どもが園や小学校で昼食後の歯みがきを行っていた。

 行っていない子ども(33.7%)のうち約3割は、これまでは園や小学校で昼食後の歯みがきをしていたものの、新型コロナウイルス感染のリスクを減らすために中止となったと答えていた。

 昼食後の歯みがきを中止した園や小学校に子どもを通わせている母親(17名のうち回答者13名)は、「感染リスクが低減して安心」(31%)と答える一方で、「自宅での口腔ケアを入念にしなければならない」(31%)、「子どもの口腔状態に不安を感じる」(23%)と答えており、子どもの「感染リスク」と「歯の状態」のどちらも気になっている複雑な心境がうかがえた。
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