花王、ビオレガードから初の泡で出る消毒液を発売

粧業日報 2021年9月16日号 6ページ

花王、ビオレガードから初の泡で出る消毒液を発売
 花王は10月16日、「ビオレ」で初となる使いやすさを考えた泡タイプの消毒液「ビオレガード 薬用泡で出る消毒液」(指定医薬部外品、本体:420mL・800円前後、本体:700mL・1100円前後、つめかえ用:1000円前後)を発売する。

 また、ハンドソープ(2品目)、手肌ケア(1品目)、洗浄道具(1品目)を同日より順次発売する。

 ハンドソープによるこまめな手洗いや手指消毒液の使用は、コロナ禍で定着してきたが、同社が手指消毒液の使用実態を調査したところ、使用量が少ないことや、両手指全体へのすり込みがたりていないことなど、推奨されている使用方法が実践されていないことがわかった。

 そこで今回、使いやすさを考えた消毒液を新たに開発。従来の同社消毒液では、泡で出すことが難しかったが、今回、ポンプフォーマーを通して消毒液を泡で出す商品設計に成功した。

 泡で出るので、ポンプを押し切ってもこぼれにくく、手に取ると泡から液状になるため、手のすみずみまで塗り広げやすく、ベタつかないなど、子どもから高齢者まで使いやすい設計となっている。

 これに加え、1日に何度も洗う手のことを考えた薬用ハンドソープと手肌ケア品の新シリーズ「ビオレ ザ ハンド」を発売する。



 「泡ハンドソープ」(医薬部外品、シフォンローズ/ボタニカルハーブの香り、2種、本体:各250mL・500円前後、つめかえ用:各700mL・800円前後)は、まさつレス発想の超微細な生クリーム泡を作り出し、汚れを包み込んで浮かせて落とす。香りやパッケージは、くり返し行う手洗い時間を楽しめるようにこだわった。

 「手洗い後に使う ハンド乳液」(本体:200mL・600円前後、携帯用:60mL・300円前後)は、手洗い後のぬれた肌にそのまま使う手軽さだけでなく、手指にまさつレスになじむ処方設計とした。

 また、手洗いの際、爪の間までしっかり洗いたいが、うまく洗えていないという人に向けて、誰でも簡単に上手に指先や爪の間まで洗える洗浄道具「ビオレu つめブラシ」(550円前後)も発売する。
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