ビタミンC60バイオリサーチ、植物由来フラーレンの新規採用が好調

C&T 2021年9月15日号 45ページ

ビタミンC60バイオリサーチ、植物由来フラーレンの新規採用が好調
 ビタミンC60バイオリサーチでは、2020年4月に世界初の植物由来フラーレン配合化粧品原料として、100%植物由来のエイジングケア原料「リポフラーレンN」(自然由来指数1:ISO16128に基づく)を発売した。

 それから半年後の同年10月には、フラーレン化粧品原料で売上№1の水溶性フラーレン「ラジカルスポンジ」をはじめ、メーク製品に最適なパウダー状の「ヴェールフラーレン」、サンケア専用の「サンガードフラーレン」、ヘアケア専用の「ヘアシャイニーフラーレン」に配合するフラーレンを植物由来に切り替え、リニューアル発売した。

 そして今年2月、浸透型リポソームの「モイストフラーレン」を100%植物由来の「モイストフラーレンN」(同)へとリニューアルし、同社が展開するフラーレン化粧品原料全てが植物由来フラーレンへと切り替わった。

 「植物由来フラーレン原料の登場で、昨年は新規採用件数が例年の倍以上となるなど、概ね好調に推移した。今上期は、さらに受注ペースが増加傾向にあり、国内のみならず中国やインドネシアなどアジアへの輸出も順調に推移している。特に、100%植物由来のリポフラーレンNとモイストフラーレンNに加え、フラーレンとシリカで構成される100%自然由来のヴェールフラーレンNはナチュラル志向にも受け入れられ、植物由来フラーレンはSDGsにも対応できる原料となり引き合いが高まっている」(林源太郎社長)

 今年5月のCITE JAPANでは、県立広島大学・齋藤靖和教授との共同研究により、「フラーレン単体でのヒアルロン酸産生促進」「フラーレンとレチノールの併用によるヒアルロン酸産生促進」といった最新の研究成果(特許申請中)を発表した。

 正常ヒト皮膚角化細胞にフラーレンを添加して培養したところ、無添加のコントロールと比較してヒアルロン酸の合成量がラジカルスポンジ単独で約1.5倍、モイストフラーレン単独で約1.7~3倍となった(図1)



 また、レチノールとの併用については、ヒアルロン酸の合成量がレチノール単独で約2.6倍となるのに対し、ラジカルスポンジとの併用では約3.1倍、モイストフラーレンとの併用では約7~10倍となることが確認された(図2)

 「モイストフラーレンは、レチノールを内包化させることでラジカルスポンジよりも高いヒアルロン酸の産生促進作用が示され、リポソーム化によってレチノールの安定性にも寄与している。抗シワ原料として人気の高いレチノールとフラーレンを組み合わせることで、盛り上がりをみせるシワ市場において有効な化粧品の開発が期待できる」(林社長)
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