TPCマーケティングリサーチ、コロナ禍で好調カテゴリーが限定的

週刊粧業 2021年10月18日号 41ページ

カンタンに言うと

  • 工夫次第で新たな需要喚起は可能に
TPCマーケティングリサーチ、コロナ禍で好調カテゴリーが限定的
 TPCマーケティングリサーチは、2021年国内化粧品市場を前年比1%増での推移と予測している。22年市場もプラス成長を見込んでいるが、「インバウンド需要も含め、十分な回復はまだ先になる」と松本竜馬執行役CMOは話した。

 2022年は前年比2~3%増での推移、インバウンド消費の回復次第でプラス1~2%の成長率を予測する。

 市場調査や消費者調査、競合調査をもとにリサーチ&コンサル機能を生かしたソリューションサービスを提供する同社に、コロナ禍のトレンド変化と注目領域について話を聞いた。

 ――21年の国内化粧品市場をどのように捉えていますか。

 松本 21年上期が思ったほど伸びてこなかった。昨年4~5月にかけて緊急事態宣言の影響で百貨店などが休業したこともあり、プラス成長は想定していたものの、期待したほどの伸びが見られなかった。

 半期を振り返ってみて、プレミアアンチエイジングやファーマフーズ、シロなど大きく成長した企業はあるものの、カテゴリー内で売れているものは総じて限定的である。メークアップほどの落ち込みではないが、どの分野も市場環境は厳しいと見ている。

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