百貨店アンケート2021、デジタル活用で顧客接点を創出

週刊粧業 2021年10月18日号 12ページ

カンタンに言うと

  • コロナ禍で存在感を高めた「通販」が最大のライバルに
  • メイン客層は60代がトップ、商品拡充で30代の客層を強化
  • 客単価のアップが最大の課題に、新ブランドの導入で新客獲得へ
百貨店アンケート2021、デジタル活用で顧客接点を創出
 今回のアンケートは、昨年から1社減の16社より回答を得た。

 (〔1〕)では、各社の出店戦略について現在の主要立地を尋ねたところ、都市部2カ所(駅周辺部・中核商店街)の合算は、前回(78.9%)から2.5P減の76.4%となった。

 その一方で、「郊外」(17.6%)が1.8P増、「都市近郊」(5.9%)が0.6P増とそれぞれポイントを伸ばした。

 百貨店の化粧品売場はこれまで、主要ターミナル駅に展開する店舗を中心に訪日外国人客によるインバウンド需要の恩恵で好調な売上が続いていたが、新型コロナウイルスの感染拡大により状況が一転し、厳しい事業環境が続いている。

 長引くコロナ禍で、多くの企業では在宅勤務やテレワークの導入が進み、ニューノーマルの新たな働き方が広がっている。その影響により、駅周辺にある都市部の百貨店では以前のような通勤客の回復が見込めない状況だ。

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