ユースキン製薬、ハンドケア習慣化の啓発施策に注力

週刊粧業 2021年11月29日号 7ページ

カンタンに言うと

  • パッケージ刷新でプラ削減にも着手
ユースキン製薬、ハンドケア習慣化の啓発施策に注力
 ユースキン製薬は、ひび・あかぎれ・しもやけに効くビタミン系クリーム「ユースキン」や敏感肌向けの「ユースキンシソラ」等の販促施策として、ハンドケアの習慣化を啓発する多様な取り組みを進めている。

 同社が、皮膚科医監修のもと実施した「手荒れの傷が手指衛生に及ぼす影響について」のモニター試験では、手荒れ改善により汚れの洗い残しが減少することが判明した。

 そこで手洗い・消毒に加えハンドケアも手指衛生と位置づけ、手荒れのない健康な手肌を保つには重症化前のケアが重要な点を伝えながら、ハンドケア習慣化を目指した情報発信に取り組んでいる。

 一例として、効果的なハンドケア法として同社が長年啓発する「ハンドマッサージ」を手軽に楽しめる「ハンドケアのうた」を制作したほか、TOKYOFMの番組内でCMを放映した。

 また、8~11月までプレゼントキャンペーン「手荒れ救おうプロジェクト」を実施した。抽選で2万人に各3個の「ユースキン」(12gチューブ)を送付し、手荒れに悩む周囲の人にも配布を促すことで計6万人へのサンプリングを実現。コロナ禍で性別年代問わず手荒れに悩む層が増える中、開催5回目を数える今年の応募者数は、過去最高を記録した昨年をさらに上回ったという。

 9~10月には、敏感肌向けの「ユースキンシソラ」のおためしセットを1万人へ届ける施策を実施し、肌に合うスキンケアを常に模索する敏感肌層との接点を創出した。

 一方、「ユースキンhana ハンドクリーム」では、7月にパッケージを刷新した。やわらかなイメージのデザインを採用したほか、プラスチック製パウチ袋を廃止し、FSC認証紙使用の紙素材へ変更。プラスチック使用量を年間約3.7トン削減することができるという。

 このほか、11月10日のハンドクリームの日にちなんだ啓発イベント「おうちでハンドエキスポ2020」を昨年に続きオンラインで開催。参加者の手荒れレベルチェックはじめ幅広いコンテンツを揃え、ハンドケアを習慣化するきっかけづくりに取り組んだ。
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