PALTAC 糟谷誠一社長、連携強化で本格的にDX推進へ

週刊粧業 2022年1月1日号 52ページ

カンタンに言うと

  • 厳しい環境下で協業の成果を確認
  • MDで新しい消費ニーズに対応、ビッグデータを参考に次の一手を
  • 小売業への提案をより緻密に、物流・営業の一元化の強みを
PALTAC 糟谷誠一社長、連携強化で本格的にDX推進へ
 PALTAC(糟谷誠一社長)は新たな持続的成長に向け、小売業・メーカーとの連携・協働に取り組んでいる。前中期経営計画で店舗支援本部、SCM本部を立ち上げ、コロナ禍の厳しい環境にありながら、協業の成果が現れつつある。この流れを加速するため、本格的にDXを推進する。

 糟谷社長は、「小売業さま、メーカーさまとコラボ、連携してDXを推進したい」と語る。

 事業を取り巻く環境や、中期経営計画の進捗状況などについて、糟谷社長にインタビューした。

 ――21年10月、全国で緊急事態宣言が解除されました。消費行動や商品の動きに変化はみられますか。

 糟谷 20年と比べると、巣ごもり需要がいったん落ち着いたようです。ただコロナ発生からじわじわと動いていた免疫関係や身体のケアに関するカテゴリーが好調です。

 特に、家ナカ時間の拡大で身体を動かす機会が減少したことで、ダイエットやプロテインが伸びています。健康食品も好調ですが、特に睡眠に効果のあるサプリメントが非常に売れています。その関連でリラックスタイムという意味合いで、入浴剤が依然、堅調です。

 そのほか、SDGsが注目され、直近でスタートアップ企業さまと共同開発で「使えば使うほど世界のプラゴミを減らせるゴミ袋」3種類の取り扱いを開始しました。非常に好評で、業態に関係なく、引き合いが来ています。引き続き、SDGsの分野で既存のメーカーさま、新しいメーカーさまとのコラボで逐次、新しい商品を開発していきたいと考えています。

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