アテニア、オンラインでも強いファン形成図る

週刊粧業 2022年1月1日号 42ページ

カンタンに言うと

  • オンライン上でも「血の通ったコミュニケーション」をモットーとした施策を推進
アテニア、オンラインでも強いファン形成図る
 ファンケルグループのアテニアは、「一流ブランドの品質を、3分の1価格で提供することに挑戦し続けます。」といった宣言を掲げ、通信販売を主軸に40代以降の女性に向けた化粧品やファッション雑貨等を販売している。

 中でも約20万人を抱えるファンコミュニティから得た「女性の本音」に寄り添う開発・提案体制を強みに年々愛用者を拡大し、22年3月期第2四半期の売上高は前年同期比20.9%増を記録している。

 こうした中コロナ禍で20年春に直営店舗が一時休業したことを契機に、オンライン上でも「血の通ったコミュニケーション」をモットーとした施策を推進し、顧客のファン化を図ってきた。斎藤智子代表取締役社長に話を伺った。

 ――OMO戦略の方向性を教えてください。

 斎藤 まず戦略の前提にあるのは、お客様一人ひとりに寄り添ったコミュニケーションといえる。

 当社は1989年の創業当初より「高品質・低価格」を打ち出した商品を展開してきたが、低迷期に陥った2010年頃には同様の内容を謳う商品が市場に乱立し、差別化が課題となっていた。

 そこでコンセプトを「一流ブランドの品質を、3分の1価格で提供することに挑戦し続けます。」と明文化したほか、ブランド自体のファンになっていただくためHP内に「ファンコミュニティ」を開設した。

あと74%

週刊粧業の有料プラン(制限なし)をご契約の方のみ閲覧可能です

  • PC、スマホからいつでも
  • WEBでかんたん記事検索
  • お手元に届く紙面版も販売
有料プランについてはこちら
ホーム > 化粧品業界人必読!週刊粧業オンライン > アテニア、オンラインでも強いファン形成図る

ライブラリ・無料
ダウンロードコーナー

刊行物紹介

定期購読はこちら
お仕事紹介ナビ

アクセスランキング

  • 日間
  • 週間
  • 月間
PDF版 ダウンロード販売
化粧品マーケティング情報
調査レポート
株式会社矢野経済研究所
pagetop