コーセー 小林一俊社長、時代を超えて選ばれる存在であり続けるために

週刊粧業 2022年1月1日号 21ページ

コーセー 小林一俊社長、時代を超えて選ばれる存在であり続けるために
 企業には「変えるべきことと、変えてはならないこと」があり、私は常にこれを峻別して経営にあたってきました。優れた商品開発力、付加価値の高い商品とサービスの提供などは「変えてはならない」コーセーならではの強みです。しかし、だからといって「何もしなくてよい」わけではありません。時代も、お客さまも、常に変化しています。特にコロナ禍ではその変化を強く感じさせられました。

 「伝統は革新の連続である」といわれますし、「不易流行」という言葉もあります。「不易」とは「いつまでも変らないこと」、「流行」とは「時代とともに変化すること」ですが、「変化を重ねていくことこそ不易の本質である」という意味です。時代を超えてお客さまに選ばれ続ける存在であるためには、常に自らも変り続けることが必要です。それがコーセーの企業の伝統や文化を守ることにつながります。

 メイド・イン・ジャパンならではの高い品質、日本人の高いホスピタリティ、日本の化粧品業界には世界に誇る「良さ」がたくさんあります。お客さまとお店の強い信頼関係、お客さまに寄り添うカウンセリングなど、化粧品専門店ならではの存在意義をもっと再認識すべきですし、時代にあわせて進化していくことが必要です。

 コーセーは、時代の変化に対応した付加価値の高い独自のモノづくりや、顧客創出に積極的に取り組み、皆さまと共に繁栄への道を追求してまいります。
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