日光ケミカルズ、ケミナビ内にRSPO認証に関する特設ページを公開

　日光ケミカルズは、運営するウェブサイト「ケミナビ」において、RSPO認証に関する特設ページを公開している。現在、在庫が十分にある150品以上のRSPO認証対応品を掲載しているという。今後も、順次RSPO認証対応品を追加していく方針だ。

　日光ケミカルズは、多方面からサステナブルな取り組みを加速させている。2018年12月には国内の製造拠点である日本サーファクタント工業において、RSPOサプライチェーン認証を取得した。現在は、RSPO対応パーム油およびパーム核油を用いた150品以上の製品（マスバランス品）を在庫しており、供給が可能となっている。

　また、日光ケミカルズは、製品検索、サンプル依頼、トレンド情報の提供、処方開発相談をはじめとした各種問い合わせなどに対応するウェブサイト「ケミナビ」を運営している。ケミナビでは2020年11月、RSPO認証に関する特設ページを新設した。

　「特設ページの開設による情報の一元化によって、気軽に、そして安心して製品をご検討いただける環境を作ることができた。RSPO認証といえば日光ケミカルズと思っていただけるよう、今後も取り組みを推進していく」（同社）

　顧客にとっても、RSPO認証対応製品について個々に問い合わせすることなく、特設ページで簡単に必要な情報を得られるようになった。

　「特設ページでRSPO認証対応品として掲載している製品は、在庫が十分にあり、ニーズが発生した際にはすぐに提供することが可能だ」（同社）

　また、ケミナビ内で製品検索をした際に表示される各製品詳細ページにもRSPO認証対応の有無を記載し、抜け漏れなく情報提供できる工夫をしたという。

　「当社の販売する製品には、パーム油・パーム核油を用いたものが数多くある。関係会社と協力しながら、対象製品のサプライチェーン認証化を着々と進め、継続的な情報発信を行っていく必要があるだろう。RSPO認証対応の製品を積極的に展開することによって、消費者に環境配慮型の商品を届けるきっかけをつくっていきたい。今後も、サステナブルな原料の調達と供給体制の構築を推進していく」（同社）