小林製薬、2021年12月期は国際事業が好調で増収増益

粧業日報 2022年2月24日号 4ページ

カンタンに言うと

  • 国内は通販事業をヘルスケア事業部に組み入れWebマーケティングを強化
  • 中国はOTC医薬品の展開を強化、今春よりアンメルツを本格発売へ
小林製薬、2021年12月期は国際事業が好調で増収増益
 小林製薬の2021年12月期決算は、国内事業が衛生関連製品を中心に前期に見られたコロナ禍需要の反動減の影響を受けたものの、米国や中国といった国際事業が前期実績を大幅に上回り、増収増益となった。

 売上高が前期比3.1%増の1552億5200万円、営業利益が0.5%増の260億6500万円、経常利益が1.0%増の280億1500万円、当期純利益が2.7%増の197億1500万円だった。

 小林章浩社長は決算説明会で、コロナ禍2年目の経営を振り返りながら、24期連続増益を達成できたことを報告し、中期3カ年経営計画最終年度となる22年度の重点施策について語った。

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