ナユタ、フェムケア関連OEMの依頼が増加

週刊粧業 2022年2月28日号 13ページ

ナユタ、フェムケア関連OEMの依頼が増加
 ナユタは小ロット対応や小回りの利くサービスを強みとし、オールインワンゲルを中心としてスキンケア・ヘアケア・ボディケア化粧品の製造を行っている。

 山﨑尋士代表取締役社長に話を伺った。

 ――2021年を振り返るといかがでしょうか。

 山﨑 昨年の秋以降は、新規の相談や問い合わせの数が回復してきた。2022年に突入してからは再び感染が拡大したものの、継続的に新規の問い合わせはいただいており、各社もコロナと上手く付き合う術を見つけつつあるという印象だ。

 また、昨年はフェムケア関連のジェルやオイルの依頼が多く、問い合わせの半分以上を占めるほどだった。

 ――今後についてお聞かせください。

 山﨑 YouTubeをはじめとした情報発信に注力する方針だ。

 製造現場の裏側にスポットライトを当てたり、これから化粧品づくりにチャレンジしたいという方に向けた動画は、一定の需要があるのではないかと考えている。容器メーカーや原料メーカー、印刷会社など、化粧品づくりには数多くの企業が関わっている。対談動画も面白いだろう。

 また、商品におけるストーリー性の付与がますます重要視される中で、ものづくりの現場をうまくストーリーとして発信していくことができれば、お客様やともに化粧品づくりに携わる企業にも貢献できるかもしれない。

 なお、これまでも、お客様と二人三脚で丁寧なものづくりを行ってきたが、今後は二人三脚の取り組み方を変えていかなければいけない時代になったと実感している。

 「小さな工場の小さなものづくり」というのは、企業として標榜している姿勢であり、今後も大切にしていきながらも、今年はチャレンジの1年にしていきたい。

 動画発信のほか、工場のリニューアルも進めており、工場としての魅力を高めることに力を注いでいく。今年中には、海外向けの情報発信にも着手したい。
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