マンダムは創立100周年（2027年度）の節目に向けて、企業理念に基づいたありたい姿を描いた経営ビジョン「VISION2027」を掲げて成長戦略を推進している。
セカンドステージとなる「変革・挑戦期」（2022年3月期～24年3月期）を迎えた2021年4月には、西村健氏が社長に就任し、新経営体制で企業価値向上の強化に努め、成長を加速してビジョン達成を目指していく。
就任後は、VIを刷新し、新たなコーポレートスローガンを策定するなど早くも変革と挑戦に向けて動き出している。
グローバル経験などキャリアを活かし
就任1年目より変革と挑戦を加速化
――コロナ禍の大変な状況下での社長就任となりましたが、もうすぐ就任から丸1年を迎えます。振り返ってみていかがですか。
西村 就任当初は、コロナ禍で大変なプレッシャーがあるのでは？などと聞かれることが多くありました。
プレッシャーがないと言えば嘘になりますが、これ以上悪くなることもないとポジティブにとらえて取り組んできました。
コロナ禍の影響で暗い世の中に対して、「少しでも明るい話題や笑顔になれる瞬間を届けられるように、色々なことにチャレンジしていく」、それと同時に、「社会にしっかり貢献をしていけるような価値創造を通じてお役立ちをしていく」という2つを両立していきたいと思っていました。
