ライオン廣岡氏、HAPPY WOMAN AWARD 2022で個人表彰を受賞

粧業日報 2022年3月23日号 3ページ

カンタンに言うと

  • サービスを通じ家庭に笑顔の時間を増やし、挑戦できる社会の一助に
ライオン廣岡氏、HAPPY WOMAN AWARD 2022で個人表彰を受賞
 ライオンの廣岡茜氏は3月8日、「国際女性デー表彰式|HAPPY WOMAN AWARD 2022 for SDGs」にて、「ご近所シェフトモ」の事業責任者として、サービス開始からわずか1年で事業を軌道に乗せたことが評価され、個人表彰を受賞した。

 「国際女性デー表彰式|HAPPY WOMAN AWARD 2022 for SDGs」では、持続可能な社会づくりに貢献し、自身もいきいきと輝き、さらなる活躍が期待できる個人表彰として倉木麻衣氏(歌手)、紗栄子氏(タレント・実業家)、AYA氏(フィットネスプロデューサー)、山口有希子氏(パナソニック)、廣岡茜氏(ライオン)の5名、女性を応援する商品やサービスなどを展開し、女性の活躍推進に寄与した企業として、赤ちゃん本舗、タカラベルモント、豊島、ミュゼプラチナムの4社が選定された。

 廣岡氏は、2006年にライオンに入社。営業を2年経験した後、マーケティング部門の配属となりNANOX等の衣料用洗剤の商品企画に11年間携わり、自身の経験をもとに2019年には社内の新価値創造プログラムNOILに応募した、子育て世帯とコロナ禍で苦戦する飲食店の双方をつなぐ夕飯テイクアウトサービス「ご近所シェフトモ」が事業化テーマとして採択された。

 2020年1月より新規事業開発部門に異動し、21年2月よりサービスをローンチ。約1年で加盟飲食店は都内85店舗、登録者は7000名を超え、さらなるサービス改善と拡大に向け邁進している。

 受賞にあたっては、自身の子育てと仕事を両立する経験をもとに考案されたサービスであることに加え、ライオンという大組織の中でも新しい働き方にチャレンジできることを世の中に広めていきたいという思いを持っていること、働き方をポジティブに変えていきたいという女性に勇気を与え、社会的なインパクトをもたらす取り組みであることが評価された。

 「ご近所シェフトモには、『子育て中でも自分を大事にする社会をつくる』という強い思いが込められている。私自身、出産を機に子供中心の生活となり、自分のことを後回しにしてしまっていたが、自分のやりたいことを諦めたくないという思いが沸々と湧き上がってきた。そうした中で、社内の新価値創造プログラムに挑戦しようと決意し、アイデアを提案した。会社の中にこういう素晴らしい仕組みがあったこと、事業運営を支えてくれているスタッフに感謝したい。このサービスによって家庭に笑顔の時間を増やし、思い切って挑戦できるような世の中の一助になっていきたい」(廣岡氏)
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