ポーラ美術館、開館20周年を期に2032年ビジョンを設定

訪販ジャーナル 2022年5月2日号 8ページ

カンタンに言うと

  • 「心をゆさぶる美術館」を掲げ、近代・印象派+現代アートへの展開に注力
ポーラ美術館、開館20周年を期に2032年ビジョンを設定
 ポーラ美術館は、2022年度より新たに掲げる美術館の運営ビジョンと2032年までの中長期計画における主な取り組みを定めた。

 同美術館では、開館10周年以降、森の遊歩道の整備(2013年)やアトリウムギャラリーの開設(2017年)を進めるとともに、知識ではなく感性による作品のアプローチを導入した展示として、コレクションと現代美術を組み合わせた「シンコペーション」展(2019年)や開館以来初となる現代作家の個展「ロニ・ホーン」展(2021~22年)を開催することで、新たな価値創造に取り組んできた。

 開館20周年を迎える2022年、経済、社会、生活などあらゆる面でこれまでにない変化に晒され、未来を見通すことが難しい時代の中、これからの美術館はどうあるべきなのかを問い、2032年ビジョンとして「心をゆさぶる美術館」を定めた。また、その実現に向けた活動とサステナビリティへの取り組みも開始する。

 時代に寄り添いつつ、美術や自然、人間を通して多様な価値観や新しいものの見方や考え方、あるいは心に残る体験を提供する、開かれた出会いの場となるべく、ステークホルダーとのコミュニケーションを通じて「心をゆさぶる」瞬間を共創していく。
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