ポーラ・オルビスHD、2022年12月期1Qは減収減益

訪販ジャーナル 2022年5月16日号 1ページ

カンタンに言うと

  • H2O PLUSの解散・清算を決定、純利益は82.3%増に
  • 通期は当期純利益のみ上方修正で約50%増を見込む
ポーラ・オルビスHD、2022年12月期1Qは減収減益
 ポーラ・オルビスホールディングスの2022年12月期第1四半期連結業績(日本基準)は、売上高が13.5%減の376億6200万円、営業利益が55.6%減の19億1200万円、経常利益が28.2%減の41億4000万円、純利益が82.3%増の71億8000万円となった。

 ポーラの業績が響き、連結でも減収減益となった。国内ではポーラ、オルビスともECが増収となったものの、ポーラで委託販売事業が来店者数の減少が継続し、店舗営業活動の制限もあり、苦戦を強いられた。ポーラの海外事業も、ロックダウンや店舗の営業制限、韓国免税への出荷抑制により22億円の減収となっている。

 海外ブランドについては、Jurliqueが増収し損失改善も進む中、4月28日付でH2O PLUSの解散・清算を決定した。化粧品事業におけるブランドポートフォリオ改革の一環として行われるもので、不採算事業からの撤退により、さらなる収益性の向上を目指す。

 純利益については、減収による粗利減(▲41億8600万円)の一方で、H2O PLUSの清算に伴う法人税等の減少(48億2000万円)、販売手数料・販売管理費の減少(21億2700万円)等により33億9000万円の増益となった。

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