資生堂、ウクライナの避難学生を支援

粧業日報 2022年5月18日号 5ページ

資生堂、ウクライナの避難学生を支援
 資生堂は、国際基督教大学(ICU)と共同でウクライナの避難学生を支援することを決定した。

 ICUが5月から受け入れる予定のウクライナからの避難学生に対し、生活費・学費の一部支援や、資生堂グループ内のインターンシップ、アルバイト機会の提供、両国の相互理解促進に向けた機会の提供などを予定している。

 資生堂は企業使命である「BEAUTY INNOVATIONS FOR A BETTER WORLD(美の力でよりよい世界を)」のもと、これまで支援の一環として全社員とともに、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)を通じた避難民への寄付や商品などの支援物資の送付など、人道的支援を行っている。

 ICUは、第二次世界大戦への深い反省に基づき平和構築に貢献できる人材育成を献学理念として掲げており、2018年からシリア内戦を逃れた学生を正規学生として受け入れてきた。

 資生堂の魚谷雅彦社長CEOは「日本に入国する避難学生の未来への一助になればと思い、生活費や学費の一部支援、仕事の提供やインターンシップなど様々な人道的支援を進め、この状況の中で苦しんでいる学生を全力で応援したい。今後は、より多くの教育機関や民間企業へ積極的に参画を呼びかけ、様々な支援の形を検討しながら、全世界の社員とともに長期的な支援をしていく」とコメントしている。
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