新日本製薬、「グアニン結晶」を化粧品へ応用、特許を取得

訪販ジャーナル 2022年5月23日号 7ページ

カンタンに言うと

  • シミ・くすみのカバー効果、肌のトーンアップ効果の向上に期待
新日本製薬、「グアニン結晶」を化粧品へ応用、特許を取得
 新日本製薬は、魚類が光を操り周囲の環境に同化する習性より着想を得て、「グアニン結晶」を化粧品へ応用する技術を広島大学・山口大学と共同研究により開発した。

 魚類の鱗などに存在し、光を乱反射する「グアニン結晶」を粒径5㎛以下に分散化し化粧品に添加することで、化粧品のシミ・くすみのカバー効果や肌のトーンアップ効果が期待できるという。なお、開発技術は3月11日に特許(特許第7039086号)を取得した。

 「グアニン結晶」は、色素を持たない透明性のある物質で、結晶の積層構造により光を屈折させ、様々な色彩を呈するという特長がある。

 哺乳類の肝臓やすい臓、魚類の鱗や皮に存在し、粒径は20㎛程度というが、同社は「グアニン結晶」の特長を効率よく引き出すため、粒径が5㎛以下に加工されたものを化粧品へ応用していく。

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