資生堂、2022年12月期第1四半期は減収減益

粧業日報 2022年5月19日号 1ページ

カンタンに言うと

  • 前期のD&G商標権減損の反動で最終利益は黒字転換
  • 前期に構造改革を進めた米州・欧州で黒字転換
  • 通期は不確定要素多いがコア営業利益620億円を死守
資生堂、2022年12月期第1四半期は減収減益
 資生堂の2022年12月期第1四半期連結業績(IFRS)は、売上高が前年同期比1.3%減(現地通貨ベースで6.3%減、事業譲渡影響を除く実質ベースで0.9%減)の2340億2300万円、コア営業利益が52.3%減の43億7800万円、営業利益が43億7600万円(前年同期は64億9700万円の損失)、当期利益が43億9900万円(同111億3600万円の損失)となった。

 当期よりグループ内の会計基準統一によるグローバル経営のさらなる推進に向け、IFRSを適用している。コア営業利益は、営業損益から非経常項目(臨時的な収益・費用)を控除したものを指すという。

 「第1四半期については、パーソナルケア事業譲渡による利益へのマイナス影響は45億円(通期で70~80億円)となった。地域別では日本が50億円、中国で△10億円、アジアパシフィックで5億円となっている。一方、欧米では20~30億円のプラス影響が出ている。米州ではブランドホルダーコストの低減、欧州ではDolce&Gabbanaの商標権償却減の影響が効いてきている」(横田貴之CFO)

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