花王、2022年12月期第1四半期は増収減益

粧業日報 2022年5月23日号 1ページ

カンタンに言うと

  • 原材料価格高騰の影響受けるも売上・営業利益とも順調に進捗
花王、2022年12月期第1四半期は増収減益
 花王の2022年12月期第1四半期連結業績(IFRS)は、売上高が8.2%増(為替影響を除く実質4.8%増)の3467億9500万円、営業利益が25.8%減の229億5200万円、税引前利益が24.3%減の256億5400万円、当期利益が29.1%減の182億4400万円となった。

 対前年では増収減益となったが、売上・営業利益ともに計画を上回った。想定を超える原材料価格高騰(当初年間110億円を想定、第1四半期で80億円)の影響を受けたが、海外トイレタリー、ケミカル事業で販売価格改定を実施した。中国、欧州の化粧品事業は好調に推移しており、構造改革も順調に進捗している。

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