岩瀬コスファ、敏感肌に最適な天然由来高分子乳化剤を提案

週刊粧業 2022年6月6日号 4ページ

カンタンに言うと

  • 低配合量でも優れた安定化能力を発揮
岩瀬コスファ、敏感肌に最適な天然由来高分子乳化剤を提案
 岩瀬コスファが提案する「PemuPur START polymer」(Lubrizol社、PemuPur START polymerはLubrizol社の登録商標)は、軽くてフレッシュな感触を実現しつつ、低配合量でも優れた乳化安定化をかなえる天然由来成分の混合物で、10%から50%までのオイル配合エマルジョンを作ることができ、かつ低粘度を維持することできるという。

 一般的に乳化剤は表面活性が高いほど、肌への刺激につながるが、同品は表面活性を持たないことが確認されているため、敏感肌向け製剤に最適だ。

 「AlgaPur HSHO Algae Oil」(Lubrizol社、AlgaPur HSHO Algae OilはLubrizol社の登録商標)の引き合いも多い。サトウキビを原料とし、藻類による発酵、粉砕、抽出、精製工程を経て製造されるオイルで、不飽和脂肪酸を多く含むにも関わらず、安定性に優れており、他の油と比べて酸化が始まるまでの時間が長いため、抗酸化剤の添加量も少なくすることができる。また、浸透性が良く、幅広い油剤に対して優れた相溶性を持つことから処方化が容易だ。

 他の油生産収穫量と比較して、1ヘクタール当たりの油の収穫量が多いサトウキビから生産されており、さらに、ほぼ全ての他の主要な汎用油剤よりも水消費量および二酸化炭素排出量が少ない。

 新規原料「Carbopol SC-800 polymer」(Lubrizol社、Carbopol SC-800 polymerはLubrizol社の登録商標)の提案にも注力している。

 特に増粘が難しいアミノ酸系洗浄剤の増粘・安定化のために設計されたポリマーで、環境に配慮した製造工程を経て得られる。優れた増粘効果とサスペンション効果が特長となっており、温度の変化による増粘の増減が少ない。

 岩瀬コスファでは、そのほかにも環境に配慮した原料の提案を積極的に行っている。
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