ライオン、子どもたちと歯科医師が交流する体験イベントを実施

粧業日報 2022年6月20日号 3ページ

ライオン、子どもたちと歯科医師が交流する体験イベントを実施
 ライオンと公益社団法人日本歯科医師会は、「歯と口の健康週間」に合わせた6月7日に、キッザニア東京にて、子どもたちとその保護者が歯科医師と交流する体験型のスペシャルイベントを開催した。

 体験型イベント「やってみよう 歯科健診! はじめよう 予防歯科!」では、主に3つのブースに分かれて歯科検診体験を行った。

 1つ目のブースでは、親子一組に対して歯科医師が付き添い口の中の観察方法を説明したうえで、親子が相互に口の中を確認し、親子で歯科検診体験を行った。

 次のブースでは、アプリを使って口内の舌苔を測定し、口臭リスクのチェックすることで舌ケアの重要性について学習した。そして最後のブースでは、1つ目のブースで行った歯科検診体験で作成した結果をもとに、一人ひとりに適したアドバイスと歯科検診の重要性が歯科医師から伝えられ、歯科衛生士からは基本的なセルフケアの指導も行われた。

 レクチャーイベント「歯医者さんと学ぼう!今日からできる予防歯科」では、日本歯科医師会会員の歯科医師とライオン歯科衛生研究所の歯科衛生士による予防歯科レクチャーとクイズが実施された。

 司会を務める歯科医師と歯科衛生士が、歯科医師と歯科衛生士の仕事内容や役割の違いについて説明したのち、歯や薬を水で洗ったり、空気をかけて検査や乾燥をする「3WAYシリンジ」や、虫歯になっている部分を削る「タービン」、歯石を取る「スケーラー」の役割に関するクイズが出題され、実際に道具を使用して模擬治療が行われた。

 さらに、学校など人の多い場所で歯を磨く機会が多い子どもたちの状況を踏まえ、実際の映像を用いて歯磨きを行ったときに多くの飛沫が飛散することを伝え、飛沫を防ぐために口を閉じて歯みがきを行うことを推奨するとともに、定期的に歯の状態を見ることで虫歯や歯周病を防ぐ「予防歯科」の重要性についてわかりやすく解説した。
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