ポーラ・オルビスHD、温室効果ガス削減目標がSBT認定を取得

訪販ジャーナル 2022年7月11日号 7ページ

ポーラ・オルビスHD、温室効果ガス削減目標がSBT認定を取得
 ポーラ・オルビスホールディングスは、2029年に向けたグループの温室効果ガス削減目標について、「SBT(Science Based Targets)イニシアティブ(SBTi)」認定を取得した。

 同社グループは、サステナビリティステートメントに基づき、全てのステークホルダーや地球・社会環境と誠実に向き合い、持続可能な社会を創る企業として成長し続けることを宣言しており、サステナビリティプランや非財務目標にも定めている5つの重点領域の1つに「環境」を取り上げている。

 今回のSBT認定取得では、グループが設定するScope1、2のCO₂排出量を2029年までに42%削減(1.5℃目標)、Scope3のCO₂排出量を2029年までに30%削減(well-below2℃目標)する目標が認められた。

 具体的な取り組みとして、気候変動が事業に与えるリスクや機会の情報開示、シナリオ分析を進めているほか、生産工場や事業所において100%再生可能エネルギーに由来するCO₂フリー電力へ切り替えてきた。さらに、目標達成に向けて環境目標の達成度を役員報酬に連動することで、コミットメントレベルと実効性を高めている。

 今後はバリューチェーン全体(Scope1、2、3)の温室効果ガス削減目標を達成するため、ビジネスパートナーや消費者とともに環境負荷軽減の取り組みを推進していく。
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