ユニ・チャーム、オーガニックタイプを発売

週刊粧業 2022年7月4日号 23ページ

ユニ・チャーム、オーガニックタイプを発売
 ユニ・チャームは10月、生理の夜の心地よい眠りを実現する「ソフィ超熟睡ショーツオーガニックコットン」を発売する。「ソフィはだおもいオーガニックコットン」と同じく、デリケートゾーンが触れる面の上層にオーガニックコットン100%シートを採用しており、不快な汗を吸収しつつ、生理中のかゆみやベタつきの一因となる肌残り経血も吸収する。

 収体の厚みをさらにスリム化し、ごわつかず快適な履き心地を実現した。やわらかサイドギャザー搭載で足回り全体にやわらかくフィットし、やさしい肌あたりとなっている。カラーはナチュラルグレーで、普段の下着のような気持ちではくことができる。また、憂鬱な生理中の気分を高めるウェストフリルを搭載している。

 特許技術の吸収体を引き上げフィットさせる「グイッと引き上げシャーリング」など、従来の超熟睡ショーツのモレ安心な機能はそのまま搭載しているという。

 ショーツ型ナプキンが牽引役となり、夜用安心市場の成長は継続している。ソフィ超熟睡ショーツは長時間吸収・安心感で満足度が高く、19年の発売以降、市場創造に貢献してきた。

 また、コロナ禍で睡眠への意識が高まる一方、生理中の睡眠の満足度は低く、モレに対応するため、心地よさを諦めて様々な対処を実施している状況だという。

 Z世代~ミレニアル世代においては、他人基準ではなく、自分の心と身体が心地いいと思えるものを選択する価値観に変化している。そうした中で、モレなどの基本機能に加えて「心地よさ」の伝達が重要になってくる。

 ユニ・チャームの中長期ESG目標「Kyo-sei Life Vision 2030」では、2030年にありたい姿を明示し、重要取り組みテーマや目標を設定している。2030年に向けては、ミレニアル世代~Z世代が消費の核になり、非常に重要なターゲット年代層となる。

 「ソフィはだおもいオーガニックコットンは、心地よい付け心地で高評価を獲得している。ショーツ型×オーガニックコットンの提案は、市場においてもホワイトスペースとなっており、快適性向上提案による人数・単価拡大を目指す」(同社)
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